【暮らし】ブックレビュー 北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27
こんにちは、ミカです。
9月に入り日暮れが早くなって、夜が長く感じるようになってきました。
夕食後に30分ほど本を読む時間を設けて過ごしています。
夜が長いことで有名な北欧。
日々の過ごし方にヒントがあると思って1冊の本を読んでみました。
「北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方 心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27」
私がこの本から知りたいなと思ったのは
・自分を大切にするとはどういうことか
・心が揺らぐときの落ち着け方
・今すぐ始められることは何か
この3つを意識しながら読みました。
自分を大切にするとはどういうことか
著者は「自尊心」を上げることだと言っています。
自尊心とは、自分を大切に思ったり、尊重したりすることができる心のことで、自分の価値を自分で認めることができているかどうか。
わかりやすく言うと自分のことを好きになる心ということ。
自尊心を上げるためには、リラックスした時間を持つようにするとよいと書かれています。
しかし、普段の生活では中々このことを意識するのは難しいように感じます。
なぜなら、情報は常に流れてくるし、落ち着いて自分のための時間を予定に組み入れることをしない限り、何かに時間を取られてしまうからです。
15分でもいいので、ゆとりのある時間を設けることをお勧めしています。
効率の良い時間の使い方が詳しく本の中では書かれているので、どれかやってみようかな!というものがあれば、真似してみるものいいかもしれません。
ちなみに私は寝る前の、その日一日あったいいことを3つ書くだけの「感謝日記」を始めました。
心が揺らぐときの落ち着け方
私は小さなことで落ち込んで、気がつくと考えていたり、何日も引きずることがあります。またそのことに気がついてさらに落ち込む。なんていうこともあります。
でもこの本の中ではそれは脳の仕組みだと言っています。
わたしたちの脳は絶えず先のことを考えて、いまの言動が後でどんな影響をもたらすのかを検討しています。過去を分析した情報をもとに、新しいアイデアや解決先を考え出しているのです。それでつい、いまこの瞬間よりも、過去や未来のことばかり考えてしまうというわけです。
私はこのことがわかっただけでもホッとした気分になりました。
自分の心が弱いせいだと思っていたからです。
では、その雑音だらけの頭の中をどのようにすれば黙らせることができるのでしょうか。
それは、今ここに集中することと言います。
次はその具体的な方法をご紹介していきますね。
今すぐ始められることは何か
まず、「今ここに集中する」とは具体的に何をするのか。
色々とエクササイズが書かれている中で一番取り組みやすいなと思って私がはじめたのがこれです。
いまおこなっていることを、詳しく具体的に、声に出して、あるいは心のなかで言う。(中略)「わたしがいま食べているサラダには、トマト、キュウリ、エビが入っている。フォークで刺して口に入れている」など。
ポイントは呼吸を意識しながらすること。
これをやってみて気がついたのは、五感を使っているな。ということです。そして少しずつ落ち着つきを取り戻すことができました。
まとめ
今からでも自分のなりたい性格に変わることができると著者は言います。
それには、練習とそれを続ける忍耐が必要であると。
「引き寄せ」だけに頼らない。
自分で変わるためのエクササイズがたくさん書かれていますので、一読だけでもお勧めします。
スウェーデン式ということですが、著者の知識の元となっているのがスウェーデンの文献なのでタイトルになっていますが、どの国の人に共通する内容かと思いました。
何かの参考になればうれしいです。
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